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東洋医学と西洋医学の違い その1

東洋医学と西洋医学の違いとはいったい何なのでしょうか。

一言でいうならば、それは人を観る距離にあります。

東洋医学では人という「森」をまとめて観ます。
つまり、少し離れて観ることで統合的に全体を理解しようとしているのです。

西洋医学では病気の出ている「木」をじっくり観ます。
つまり、近づいて観ることで分析的に細かく理解しようとしているのです。

どちらが良い悪いという問題ではありません。
その時どちらが必要かという視点で使い分ければよいと思います。

例えば、一本の木が弱っていてそれを治そうとする時に
その木自体に、虫が巣くっている・折れている等の個別の問題があるのならば、その木自体を治療すべきですし(西洋医学的治療)、
その木自体には問題がなく、周りの木が茂り過ぎて日当たりが悪くなっている・その森の土質が悪い等の全体的な問題があるのならば、森全体を治療すべきなのです(東洋医学的治療)。

針やお灸、漢方薬を使って治療すれば全て東洋医学的治療なんだ、とは
言えないのです。

「不妊症」・「慢性前立腺炎」の治療ブログ
大阪府吹田市の漢方鍼灸院・鳳仙花より

 

慢性前立腺炎の対処法?

最近どこかのホームページかブログで偶然少しだけ見ただけなのですが、
泌尿器科の先生に慢性前立腺炎の対処法として、「多く射精するのが良い、またそれが唯一の対処法である」と言われた、といった内容のことが書かれておりました(たぶんこのような内容だったかと・・・)。

しかし、これはその泌尿器科の先生が、そのページを書かれた方に対して、
診察をして診立てられたうえで言われたことです。
けっして慢性前立腺炎を患われている全ての方に当てはまるものではありません。

また東洋医学的に個別に診た場合、「あなたの場合は射精は控えた方が良いですよ」と提言させていただくこともあるくらいなのです。

つまり、多く射精をした方が良いのか、控えた方が良いのかは、
その方の状態によるのです。
くれぐれも慢性前立腺炎を治すには多く射精した方がよいのだ、と思い込まないようにしてください。間違えた対処をすると悪化してしまうこともあるのです。

偶然見た記事のことをふと思い出して気になったので書いてみました。

「不妊症」・「慢性前立腺炎」の治療ブログ
大阪府吹田市の漢方鍼灸院・鳳仙花より