鍼灸院と鍼灸整骨院の違い

今回は、鍼灸院と鍼灸整骨院の違いについてです。

慢性前立腺炎にせよ不妊症にせよ、鍼灸治療を受けようと思った時に
皆さん「鍼灸院と鍼灸整骨院はどう違う?」と一度は
疑問に思われたのではないでしょうか。
患者さんからもたまに質問を受けます。

その違いを簡単に説明すると
・鍼灸院では、主に東洋医学的に診立て・治療をします。
そしてその治療範囲は、何となく体調がよくないといったものから、慢性前立腺炎や不妊症・アトピー、喘息などのアレルギー疾患・整形外科的疾患・・・と多岐にわたります。

・それに対して鍼灸整骨院では、西洋医学的に診立て・治療をします。
そしてその治療範囲は、基本的に整形外科的疾患となります。

鍼灸整骨院の中には、まじめに東洋医学に取り組んでいる所もあるのですが、これは本当に稀なことで、鍼灸整骨院を100軒回って1軒でも巡り逢えたら幸運といって良いでしょう。

また患者さんにとっては、鍼灸院では保険を扱っておらず、
(鍼灸)整骨院では扱っている、という点も大きな違いとなります。

因みにこの違いは国の保険制度によるものなのですが、
鍼灸整骨院でも、まじめに東洋医学に取り組んでいる所の鍼灸治療に関しては
自費扱いになります。

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大阪府吹田市(豊中・千里中央近く)の漢方鍼灸院・鳳仙花より

養生法について

今回は養生法についてです。

当院では初診時にその方に必要な養生法をお伝えしております。
の養生法についてなのですが、当然のことながら守っていただける患者さんと守っていただけない患者さんがおられます。

場合によっては養生法など守らなくても
治療さえ続けていれば治ってしまうといったこともよくあります。

しかし、反対にその方の状態によっては
養生法を守る・守らないが治療の明暗を分ける、ということもあります。

治りがこちらが予測していたよりも明らかに悪い場合に
患者さんに「養生法は守れていますか?」とお聞きすると
「いや~、実はあまり守れていません・・・」といった返事が返ってくることもしばしばです。

 そのような時には、改めてその方に必要な養生法を提示し
それが必要な理由とその効果をできるだけ分かりやすく説明して
養生法を守るように患者さんにも頑張っていただきます。

そして養生法を守り始めると同時に
お身体も治り始めるといった事を治療の中で何度も目の当たりにしてきました。 

中には、治療はたまに受けるのみで普段は養生法を守ることで
見事に健康を維持しておられる患者さんもおられます。

養生法さえ守っていればどんな病気でも治り、またどんな病気でも防げる、というものでもありまんが
当院でお伝えする養生法は東洋医学的にみて、その方の健康維持または治癒に必要なものです。
また意思さえあれば実践可能なものとなっておりますので
是非是非守ってみてください。

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不妊治療の中休みのとり方

不妊治療を続けていると使用する薬のためにお身体が疲れてしまい(精神的にも)中休みを入れるという方もおられます。

私としても場合によってはがむしゃらに不妊治療を連続するよりも
そうして一度体勢を立て直したほうがよいと思う時もありますし、次の機会に備えるという意味においてはとてもポジティブなことだとも思います。

しかしその中休みのとり方で非常に「もったいない」と感じることもあります。
それは不妊治療の中休みを、西洋医学的な治療を休むのと同時に東洋医学的な治療をも同時に休んでしまうといった場合についてです。

不妊治療の中休みは、基本的には薬等で疲弊したお身体を休めて全身状態の向上を図ることが目的となるのですが、そのためにはただ単に薬を服用するのを止めるというだけでは不十分である場合も見受けられます。

では休み中どのように過ごせばよいのかというと
まず大切なのは治療家(東洋医学的な)から伝えられた「その方のための養生法」をできる範囲で構わないので守るということです。
そして、それと並行して東洋医学的な治療もきちんと受けることも大切です。

なぜなら、不妊治療での薬を断っている間は東洋医学的な治療によって
お身体を整えやすい(回復させやすい)からです。
私に言わせれば「中休みに東洋医学的な治療を受けなければいつ受けるのだろうか」というぐらいにこの時期の治療には意味があります。

しかし、中休みの間は「完全に不妊治療に関することから解放されたい」といったような精神的な休みを主な目的とした場合は、東洋医学的な治療も休むことは仕方のないことだと考えます。

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慢性前立腺炎を治す為には

当院では慢性前立腺炎の患者さんの治療をよく行うのですが
今日はそのことについて気がついたことを書いてみたいと思います。
当院では
患者さん個人々々の慢性前立腺炎に至った原因を究明したうえで
その方に合わせて治療いたしており
その原因や患者さんのお身体の状態によって
治り方や治療に必要な期間については様々なのですが
傾向的に今まで当院で治療してきた慢性前立腺炎の患者さん方のうちで
「スムーズに治る方」には特徴というものがあります。それは
1、継続して治療に通う
2、初診の際に当院からお伝えさせていただく「養生法」を守る
という以上2点です。
一見すると簡単なようなのですが
患者さんによっては1、を守るのは難しいのかもしれません。
特に遠方からの患者さんの場合は
新幹線や飛行機にのって毎回通ってこられるのは大変なことだと思います。
またお仕事等の都合で一時治療を中断せざるおえない、という方もおられます。
また2、のほうの養生法に関しては
日常の中でご本人がそれと気づかずに
慢性前立腺炎の原因となっているようなことがあれば止めていただくようにし
早く治すために必要なことがあれば実践していただくといった程度のものなので
ほとんどの患者さんには実践していただけているのですが
それでも、どうしても実践していただけない患者さんもたまにはおられます。
それほど無茶な養生法の実践をお願いしているわけではないので
(例えば、その方に合ったお食事や運動程度のことだったりするのですが)
なぜ実践していただけないのか私としては悩んでしまうところであります。
しかし上記の2点を守ってさえいただければ治療は効率的に進み
結果としてより良い全身状態へ至り、今までの苦しみから
解放される・軽減するという経過をたどる方のほうが圧倒的に多いです。
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慢性前立腺炎は鍼灸治療で治ります。

当院によくあるお問い合わせで
「慢性前立腺炎は本当に鍼灸治療で治るのですか?」といった内容のものがあります。

これについて実際の治療効果はどうなのかと申しますと
(本来なら東洋医学なのでその方を診てから個別にお答えするべき事柄なのですが)
当院に来られる患者さんの内、ほとんどの方には顕著な効果が出ております。
また病院などで漢方薬を試された方がほとんどなのですが
それらの漢方薬よりも当院での鍼灸治療の方がはるかに効果が高いです。

慢性前立腺炎(時には膀胱頚部硬化症・陰部神経痛・間質性膀胱炎・・・など)と診断されて苦しんでおられる患者さんにしてみれば、どこの泌尿器科に行っても・どんな抗生物質を飲んでも・(または手術を受けても)治らなかったこの病気が本当に鍼灸院で治せるのだろうか?と疑問に思われるのも無理のないことなのかも知れません。

かつての私も、病気は病院で治すものであり、病院で治らないものは治せないと勝手に決めてかかっており東洋医学などは全く信じておりませんでした。

なぜこのように、抗生物質や手術でも治らなかったものが当院で治せているのかというと、それはその患者さん個人を診て、慢性前立腺炎という病気になった原因を突き止め治療を加えているからであります。

慢性前立腺炎というのは原因ではありません。
あなたを苦しめているその症状に対して付けられた仮の名前にすぎないのです。

漢方薬についても、慢性前立腺炎という症状に対して処方していたのでは効果は期待できません。慢性前立腺炎に至った原因を突き止めそれに対して処方してこその東洋医学であり、そうしてこそ効果が期待できるのです。

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慢性前立腺炎に青汁・亜鉛・ノコギリヤシ・セルニルトンは必要?

慢性前立腺炎を少しでも早く治す為にはどうすればよいのでしょうか。
今回はそのことについて簡単に一言です。

1、まずは何よりも、発症してから少しでも早いうちに治療を開始する。
慢性前立腺炎を発症してから早いうちに当院に治療に来られた患者さん達は
比較的少ない治療回数で症状が治まる傾向にあります。
これには症状を起こしている場(前立腺部)の破壊が進行する前に
治療により歯止めをかけるという効果と、慢性前立腺炎の症状による
強いストレスでの全身状態の更なる悪化を防ぐという効果があります。

2、「その方に必要な養生法」を実践する。
そもそも「その方に必要な養生法」というのは、一般的によく言われている
青汁・亜鉛・ノコギリヤシ・セルニルトン・・・などを含みません。
なぜならこれら上記のものは、一部の体質の人や特定の生活習慣を送っている人に対しては効果があるのですが、それ以外の大多数の人には全くといっていいほど効果がないからです。
当院に来られる患者さん方も、ほとんどの方は上記のどれか・あるいは
全てを試したうえで来られるのですが、どれも効果がありませんでした。
(だからこそ当院を受診されたわけなのですが)
そして、上記のものを使わずとも多くの患者さんが当院の治療を無事に卒業されております。

話を戻しまして
では「その方に必要な養生法」とはどのようなものか簡単に言うと
・その患者さんが慢性前立腺炎になった原因や助長させている要因を
特定して止めていただく。
・原因や要因を除去する為に役立つことを実践する。
というものとなります。
ちなみに当院ではこれらの原因・要因などをそれ用の問診表の記入と、その後の問診から特定していくのですが、その作業に時間が掛かるために初診では2時間ほど掛かってしまうのです。

この養生法を守っていただくことが治療の基本となっており、しっかりと守っていただける患者さんはそれだけ治りは早いです。
逆に見事に守らない方もおられるのですが
そのような場合残念ながら非常に治りが悪いのが現実です。

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慢性前立腺炎の患者さんの薬について

当院に治療を受けに来られる慢性前立腺炎の患者さんの多くは
いくつもの泌尿器科を受診され様々な薬を飲んでおられます。
排尿促進剤にED治療薬に向精神薬に漢方薬、
中には手術療法を受けられた方もおられます。

当院での初診の時から
今までに受けてきた治療を全て断ち切って当院での治療に専念する、
という意思をお持ちの方は当然少数ですので
多くの方は薬を飲み続けながらの鍼灸治療を希望されます。

そのこと自体は別に構わないのですが
ひとつ注意していただきたいのは「その薬は本当に必要か?」ということです。
分かりやすい例を挙げると、痛みがないのに痛み止めを飲んでいたり、普通に眠れるのに睡眠導入剤を飲んでおられる方がよくおられます。

そしてその薬が慢性前立腺炎の回復を遅らせているというケースも
よく見受けられます。

患者さんにしてみれば
たとえ薬を飲み始めてから不調になったという自覚があっても、
症状の改善が全くみられなくても、
「薬を飲んでいる」という安心感を求めてついつい不調を我慢しながらでも
薬を飲み続けてしまいます。

東洋医学的な視点からその薬が身体の中でどのような影響を与えているのかを見てみると、その薬が症状の改善どころか治癒を遅らせていると分かることもよくありますので、惰性的に薬を飲むのではなく、その薬が本当に必要か、なぜ必要なのか、検討してみることも時には必要なのではないでしょうか。

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慢性前立腺炎の対処法 補足

慢性前立腺炎の対処法 その2

以前、慢性前立腺炎の対処法として射精することが、必ずしも良いというわけでは無い、という投稿をアップしました。

何故このような対処法が推奨されるのかというと、
単純に射精して精液と一緒に細菌も出してしまおう、という発想です。

しかし、慢性前立腺炎でお困りの方の多くは非細菌性の慢性前立腺炎です。
なので、射精をして良くなるわけではありませんし、細菌がいないとはっきりした後にまで抗生物質を飲む必要はありません。

患者さんの中には
実際に射精による症状の悪化を感じている方もおられますし、
抗生物質の長期服用によって消化器系の状態を悪くしてしまい
返って慢性前立腺炎の回復を遅らせている方もおられます。

何が自分にとって正しい対処法なのかを判断するのは難しいことですが
その対処法を実行して、ご自身の症状や体調がどう変化したかを注意してみることは、ひとつの判断材料になるのではないでしょうか。

※ただし、実は治ってゆく過程で一時的に症状が強く出ることもあるのです。
これに関しては、その患者さんの状態を正しく理解している専門家によって個別に精査されるべきことなのでここでは割愛しますが、治療を受けていてもし状態が悪くなるなどして不安に思うことがあれば、その治療家に今自分の身体に何が起こっているのか聞いて説明してもらうとよいでしょう。

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東洋医学と西洋医学の違い その2

前回、森がその均衡を失った時に、その均衡を治療して回復させることによって、問題(症状)を起こしている木を助けるのが東洋医学であるとお話しました。

ですから前回も少し触れたように、針やお灸、漢方薬を使うこと自体が東洋医学なのではなく、これらは治療のための道具に過ぎないのです。

なので、本来の東洋医学の実践には、実は針やお灸、漢方薬がなくても代用できる道具が何かあるのならば差し支えないのです。

また逆に、針やお灸、漢方薬を使っていても、問題(症状)を起こしている木自体にアプローチしているのならば、これは西洋医学的治療であると言えるでしょう。

つまり、症状に対する科学を根拠にした治療が西洋医学で、
人に対する(言いかえればその人の持つ原因)永年の観察を根拠にした治療が東洋医学であると言えます。

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東洋医学と西洋医学の違い その1

東洋医学と西洋医学の違いとはいったい何なのでしょうか。

一言でいうならば、それは人を観る距離にあります。

東洋医学では人という「森」をまとめて観ます。
つまり、少し離れて観ることで統合的に全体を理解しようとしているのです。

西洋医学では病気の出ている「木」をじっくり観ます。
つまり、近づいて観ることで分析的に細かく理解しようとしているのです。

どちらが良い悪いという問題ではありません。
その時どちらが必要かという視点で使い分ければよいと思います。

例えば、一本の木が弱っていてそれを治そうとする時に
その木自体に、虫が巣くっている・折れている等の個別の問題があるのならば、その木自体を治療すべきですし(西洋医学的治療)、
その木自体には問題がなく、周りの木が茂り過ぎて日当たりが悪くなっている・その森の土質が悪い等の全体的な問題があるのならば、森全体を治療すべきなのです(東洋医学的治療)。

針やお灸、漢方薬を使って治療すれば全て東洋医学的治療なんだ、とは
言えないのです。

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