慢性前立腺炎の患者さんの薬について

当院に治療を受けに来られる慢性前立腺炎の患者さんの多くは
いくつもの泌尿器科を受診され様々な薬を飲んでおられます。
排尿促進剤にED治療薬に向精神薬に漢方薬、
中には手術療法を受けられた方もおられます。

当院での初診の時から
今までに受けてきた治療を全て断ち切って当院での治療に専念する、
という意思をお持ちの方は当然少数ですので
多くの方は薬を飲み続けながらの鍼灸治療を希望されます。

そのこと自体は別に構わないのですが
ひとつ注意していただきたいのは「その薬は本当に必要か?」ということです。
分かりやすい例を挙げると、痛みがないのに痛み止めを飲んでいたり、普通に眠れるのに睡眠導入剤を飲んでおられる方がよくおられます。

そしてその薬が慢性前立腺炎の回復を遅らせているというケースも
よく見受けられます。

患者さんにしてみれば
たとえ薬を飲み始めてから不調になったという自覚があっても、
症状の改善が全くみられなくても、
「薬を飲んでいる」という安心感を求めてついつい不調を我慢しながらでも
薬を飲み続けてしまいます。

東洋医学的な視点からその薬が身体の中でどのような影響を与えているのかを見てみると、その薬が症状の改善どころか治癒を遅らせていると分かることもよくありますので、惰性的に薬を飲むのではなく、その薬が本当に必要か、なぜ必要なのか、検討してみることも時には必要なのではないでしょうか。

「不妊症」・「慢性前立腺炎」の治療ブログ
大阪府吹田市(豊中・千里中央近く)の漢方鍼灸院・鳳仙花より