慢性前立腺炎

東洋医学と西洋医学の違い その2

2013年10月15日

前回、森がその均衡を失った時に、その均衡を回復させることによって、問題(症状)を起こしている木を助けるのが東洋医学であるとお話しました。

ですから前回も少し触れたように、針やお灸、漢方薬を使うこと自体が東洋医学なのではなく、これらはあくまでその実践のための道具に過ぎないのです。

なので、本来の東洋医学の実践には、実は針やお灸、漢方薬がなくても代用できる道具が何かあるのならば差し支えないのです。

また逆に、針やお灸、漢方薬を使っていても、森にアプローチせずに、問題(症状)を起こしている木自体にアプローチしているのならば、これは西洋医学的治療であると言えるでしょう。

つまり、症状に対する科学を根拠にした治療が西洋医学で、
人に対する(言いかえればその人の持つ原因)永年の観察を根拠にした治療が東洋医学であると言えます。

「不妊症」・「慢性前立腺炎」の鍼灸ブログ
大阪 吹田市(豊中・千里中央近)の漢方鍼灸院・鳳仙花より

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