不妊症

二人目不妊はなぜ起こる?

2018年12月11日

一人目の赤ちゃんは無事に授かったのに、なぜか二人目が授からない・・・
という二人目不妊に悩む方も多いのではないでしょうか?

これを東洋医学的に端的にいうと
出産時の消耗からお身体が抜け出せておらず、
そのために ご自身の生命維持に必要な五臓六腑を機能させるのに精一杯で
生殖器にまで手が回せていない状態、ということになります。

例えば、産後から
・生理周期が乱れるようになった
・月経血の状態が変わった
・髪の毛の質が変わった
・肌質が変わり化粧ののりが悪くなった
・疲れやすい
・爪が薄くなった
・虫歯になりやすくなった
などの症状はでていないでしょうか?
これらの症状は一例ではありますし、絶対ではないのですが
産後にお身体が回復しきっていないと、続きやすい症状なのです。

二人目不妊を予防するためには
産後にお身体をしっかりと休めることが必要となります。
赤ちゃんのお世話をしながらなので大変な時期なのですが
具体的には
・寝られる時に寝る
・食べ物は消化に良いものにする
・スマホやテレビを見過ぎない
といったごくごく基本的な養生が大切です。

また、産後から鍼灸治療を受けるのも
二人目不妊の予防や、産後の回復に大きな助けとなりますので
上記の基本的な養生を守っても回復しない場合には
お気軽にご相談ください。

追記
最近の産院の中には
ずいぶんとコッテリとした入院食をだしてくる所もあるようです。
お母さんに「お疲れ様」の意味もあるのでしょうが
産後のお腹への負担も大きく、また乳腺炎にもなりかねないので
個人的には控えていただきたいところです。

「不妊症」・「慢性前立腺炎」の鍼灸ブログ
大阪府吹田市(豊中・千里中央近く)の漢方鍼灸院・鳳仙花より

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