カテゴリー別アーカイブ: 慢性前立腺炎

慢性前立腺炎の症状について、「医学的にありえない」とは??

先日、慢性前立腺炎の患者さんから聞いたお話なのですが
医療機関で自分の症状を説明すると
「そんなことは、医学的にあり得ない。」と一蹴されたことがあったそうです。
その患者さんは話しながら苦笑しておられました。

もちろん大多数の医療機関に従事しておられる方々は
良識的かつホスピタリティを持った尊敬すべき人達なのですが
悲しいことに中にはこのように患者さんの訴えに耳を傾けずに
独善的な振る舞いをする人もいます。

たしかに患者さんを診る側の人間というのは
患者さんの言うことを盲目的に聞くのではなく
その患者さんの表現力を考察したり、その言葉の意図するところを読み解く
などといった作業を常に求められ
話を聞きながらも様々な可能性について
考慮しなければならないものではあります。

しかしだからと言って
自分の知識の中に無い事柄や、理解できない現象について
「医学的にあり得ない」などと決めつけて耳を塞いでしまうのは
如何なものでしょうか?

あり得ないと決めつけるのではなく
(その言葉が真実であると思えるのならば)
何が起こっているのか・なぜ起こっているのかを考え
仮説だてて検証するなどしてみるべきではないでしょうか。

そうすることで科学は発展してきましたし
またそうしなければ科学の発展はあり得ないのではないでしょうか!
特に西洋医学が科学を母体とするのであれば尚の事ではないでしょうか~!
・・・などと東洋医学の鍼灸師である私が熱く語っても仕方ないのですが(笑)。

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大阪府吹田市(豊中・千里中央近く)の漢方鍼灸院・鳳仙花より

 

 

 

慢性前立腺炎を早く治したい場合

当院では慢性前立腺炎の患者さんへの鍼灸をよく行うのですが
今まで当院に来られた慢性前立腺炎の患者さん方を見ていると傾向的に経過の良い方には特徴というものがあります。(もちろん全てを一概には言うことはできないのですが)
それは
1、きちんと継続して通う
2、初診の際に当院からお伝えさせていただいた「養生法」を守っている
という以上2点です。
一見すると簡単なようなのですが
患者さんによっては1、を守るのが難しい場合もあります。
特に遠方からの患者さんの場合は
新幹線や飛行機にのって毎回通ってこられるのは大変なことだと思います。
またお仕事等の都合で一時通院を中断せざるをえない、という方もおられます。
また2、のほうの養生法に関しては
日常の中でご本人がそれと気づかずに
慢性前立腺炎の原因となっているようなことがあれば止めていただくようにし
早く治すために必要なことがあれば実践していただくといった程度のものなので
ほとんどの患者さんには実践していただけているのですが
それでも、どうしても実践していただけない患者さんもたまにおられます。
それほど無茶な養生法の実践をお願いしているわけではないので
(例えば、その方に合ったお食事や運動程度のことだったりするのですが)
なぜ実践していただけないのか私としては悩んでしまうところであります。
しかし上記の2点を守ってさえいただければ
鍼灸はその本来の実力を発揮し効果が期待できるのであります。
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当院での慢性前立腺炎への鍼灸

当院によくあるお問い合わせで
「慢性前立腺炎は本当に鍼灸で治りますか?」といった内容のものがあります。

これについて実際のところはどうなのかと申しますと
当院に来られる患者さんの内、ほとんどの方には「良い変化」が出ております(以前はもう少し分かりやすい表現をしていたのですが、業界の広告規制の関係でこのような表現にとどめております)。
また病院などで漢方薬を試したけれど何も変わらなかった、という方も多いのですが、そのような方の場合でも大丈夫です。

慢性前立腺炎(膀胱頚部硬化症・陰部神経痛・間質性膀胱炎・・・など)と診断されて苦しんでおられる患者さんにしてみれば、どこの泌尿器科に行っても・どんな抗生物質を飲んでも・(または手術を受けても)治らなかったこの病気が本当に鍼灸院で対処可能なのだろうか?と疑問に思われるのも無理のないことなのかも知れません。

かつての私も、病気は病院で対処するものであり、病院で対処できないものは治せないと勝手に決めてかかっており東洋医学などは全く信じておりませんでした。

しかし患者さん個人を診て、慢性前立腺炎という病気になった原因を突き止めて対処する、という本来あるべき古典的な鍼灸を丁寧に行ってゆけば、鍼灸の持つ本来の効果が期待できるのです(以前はもう少し分かりやすい表現をしていたのですが、業界の広告規制の関係でこのような表現にとどめております)。

あくまでも慢性前立腺炎というのは原因ではありません。
あなたを苦しめているその症状に対して付けられた仮の名前(結果)に過ぎないのです。
必要なのは原因へのアプローチです。

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慢性前立腺炎に青汁・亜鉛・ノコギリヤシ・セルニルトンは必要?

慢性前立腺炎の生き地獄から少しでも早く抜け出す為にはどうすればよいのでしょうか。青汁・亜鉛・ノコギリヤシ・セルニルトンは必要なのでしょうか。
今回はそのことについてです。

1、まず一番大切なのは何よりも
発症してから少しでも早いうちに鍼灸を受ける、ということです。
慢性前立腺炎を発症してから早いうちに当院に来られた患者さん達は
比較的少ない通院回数で済む傾向にあります。
これには症状を起こしている場(前立腺部)の破壊が進行する前に
鍼灸により歯止めをかけるという効果と、慢性前立腺炎の症状による
強いストレスでの全身状態の更なる悪化を防ぐという効果があります。

2、次に大切なのは「その方に必要な養生法」を実践する、ということです。
そもそも「その方に必要な養生法」というのは、一般的によく言われている
青汁・亜鉛・ノコギリヤシ・セルニルトン・・・などを含みません。
なぜならこれら上記のものは、一部の体質の人や特定の生活習慣を送っている人に対しては効果があるのですが、それ以外の大多数の人には全くといっていいほど効果がないからです。
当院に来られる患者さん方も、ほとんどの方は上記のどれか・あるいは
全てを試したうえで来られるのですが、どれも効果が低い・あるいは無いでした。
(だからこそ当院を受診されたわけなのですが)
そして
上記のものを使わずとも多くの患者さんが当院を無事に卒業されております。

折角卒業しても、残念なことに再発してしまい、また当院へ戻って来られる方もいるのですが、この再発を起こさないためにも養生法は役に立つのです。

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慢性前立腺炎の患者さんの薬について

当院に来られる慢性前立腺炎の患者さんの多くは
いくつもの泌尿器科を受診され様々な薬を飲んでこられました。
排尿促進剤にED治療薬に向精神薬に漢方薬、
中には手術療法を受けられた方もおられます。

当院での初診の時から
今までに受けてきた治療を全て断ち切って当院での治療に専念する、
という意思をお持ちの方もおられますが
薬を飲み続けながらの鍼灸を希望される患者さんも多くおられます。

そのこと自体は別に構わないのですが
ひとつ注意していただきたいのは「その薬は本当に必要か?」ということです。
分かりやすい例を挙げると、痛みがないのに痛み止めを飲んでいたり、無菌性と言われているのに抗菌剤を飲み続けていたり、普通に眠れるのに睡眠導入剤を飲んでおられる方もしばしばおられます。

そしてその薬が慢性前立腺炎の回復を遅らせているというケースも
よく見受けられます。

患者さんにしてみれば
たとえ薬を飲み始めてから不調になったという自覚があっても、
症状の改善が全くみられなくても、
「薬を飲んでいる」という安心感を求めてついつい不調を我慢しながらでも
薬を飲み続けてしまいます。

東洋医学的な視点からその薬が身体の中でどのような影響を与えているのかを見てみると、その薬が症状の改善どころか治癒を遅らせていると分かることもよくありますので、惰性的に薬を飲むのではなく、その薬が本当に必要か、なぜ必要なのか、検討してみることも時には必要なのではないでしょうか。

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慢性前立腺炎の対処法

慢性前立腺炎の対処法

慢性前立腺炎の対処法として射精することを推奨する方もおられますが
これは必ずしも全ての患者さんに良いというわけではありません。

では何故このような対処法が推奨されるのかというと、
単純に射精して精液と一緒に細菌も出してしまおう、という発想です。

しかし、慢性前立腺炎でお困りの方の多くは非細菌性の慢性前立腺炎です。
なので、射精をして良くなるわけではありませんし、細菌がいないとはっきりした後にまで抗生物質を飲む必要はありません。

患者さんの中には
実際に射精による症状の悪化を感じている方もおられますし、
抗生物質の長期服用によって消化器系の状態を悪くしてしまい
返って慢性前立腺炎の回復を遅らせている方もおられます。

何が自分にとって正しい対処法なのかを判断するのは難しいことですが
その対処法を実行して、ご自身の症状や体調がどう変化したかを注意してみることは、ひとつの判断材料になるのではないでしょうか。

※ただし、実は治ってゆく過程で一時的に症状が強く出ることもあるのです。
これに関しては、その患者さんの状態を正しく理解している専門家によって個別に精査されるべきことなのでここでは割愛しますが、薬の処方や鍼灸を受けていてもし状態が悪くなるなどして不安に思うことがあれば、その治療家に今自分の身体に何が起こっているのか聞いて説明してもらうとよいでしょう。

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東洋医学と西洋医学の違い その2

前回、森がその均衡を失った時に、その均衡を回復させることによって、問題(症状)を起こしている木を助けるのが東洋医学であるとお話しました。

ですから前回も少し触れたように、針やお灸、漢方薬を使うこと自体が東洋医学なのではなく、これらはあくまでその実践のための道具に過ぎないのです。

なので、本来の東洋医学の実践には、実は針やお灸、漢方薬がなくても代用できる道具が何かあるのならば差し支えないのです。

また逆に、針やお灸、漢方薬を使っていても、森にアプローチせずに、問題(症状)を起こしている木自体にアプローチしているのならば、これは西洋医学的治療であると言えるでしょう。

つまり、症状に対する科学を根拠にした治療が西洋医学で、
人に対する(言いかえればその人の持つ原因)永年の観察を根拠にした治療が東洋医学であると言えます。

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東洋医学と西洋医学の違い その1

東洋医学と西洋医学の違いとはいったい何なのでしょうか。

一言でいうならば、それは人を観る距離にあります。

東洋医学では人という「森」をまとめて観ます。
つまり、少し離れて観ることで統合的に全体を理解しようとしているのです。

西洋医学では病気の出ている「木」をじっくり観ます。
つまり、近づいて観ることで分析的に細かく理解しようとしているのです。

どちらが良い悪いという問題ではありません。
その時どちらが必要かという視点で使い分ければよいと思います。

例えば、一本の木が弱っていてそれを治そうとする時に
その木自体に、虫が巣くっている・折れている等の個別の問題があるのならば、その木自体に手を入れるべきですし(西洋医学的治療)、
その木自体には問題がなく、周りの木が茂り過ぎて日当たりが悪くなっている・その森の土質が悪い等の全体的な問題があるのならば、森全体に手を入れるべきなのです(東洋医学的治療)。

針やお灸、漢方薬を使っていれば全て東洋医学的治療であるとは
言えないのです。

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