不妊症

不妊治療の中休みのとり方

2016年4月12日

クリニックで不妊治療を続けていると使用する薬のためにお身体が疲れてしまい(精神的にも)中休みを入れるという方もおられます。

私としても、がむしゃらに不妊治療を連続するよりも
場合によっては一度体勢を立て直したほうがよいと思う時もあります。
次の機会に備えるという意味においてはとてもポジティブなことだとも思います。

しかしその中休みのとり方で非常に「もったいない」と感じることもあります。
それは不妊治療の中休みを、西洋医学的な治療を休むのと同時に
鍼灸院への通院も同時に中休みにしまうといった場合についてです。

不妊治療の中休みは、基本的には薬等で疲弊したお身体を休めて全身状態(精神状態も)の向上を図ることが目的となるのですが、そのためにはただ単に薬を服用するのを止めるというだけでは不十分である場合も見受けられます。

では休み中どのように過ごせばよいのかというと
まず大切なのは、しっかりと身体を養うことです。
その為には、(自分に合った養生法が分かっている場合は)
できる範囲で構わないので養生法を守っていただきたいのです。
そして、それと並行して鍼灸でもきちんとお身体を整えてゆくことも重要となります。

不妊治療での薬を断っている間は東洋医学的なアプローチによって
お身体を整えやすい(回復させやすい)こともあり
私に言わせれば「中休みに鍼灸を受けなければいつ受けるのだろうか」というぐらいにこの時期の鍼灸には意味があります。

しかし、中休みの間は「完全に不妊治療に関することから解放されたい」といったような精神的な休みを主な目的とした場合には、全てを休むことも仕方ないのですが。

「慢性前立腺炎」・ 「不妊症」の鍼灸ブログ
大阪府吹田市(豊中・千里中央近く)の漢方鍼灸院・鳳仙花より

 

 

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